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    『ありがとう』を皆様に  うみに

    記念日 comments(11) - なか

    JUGEMテーマ:ねこのきもち








      あの日から3か月が経ちました。
      1日1日はあっという間に終わり、また次の朝がくる感じですが
      この3か月を振り返り思うことは・・・
      とてもとても長かった気がすること。 とても不思議な感覚です。

      6月6日 曇り空から雨に。 この日関東地方は梅雨入りし
      ダブル台風が接近する中うみは虹の橋へと旅立ちました。
      雨の日や台風で気圧が下がるとツラかったもんね。
      本当にイヤだったんだね。
      でも翌日・・・ 私達から本当にうみが旅立ってしまう日。
      朝の曇り空が次第に晴れてきて、うみの体が空へと旅立った12:00頃には
      太陽がとても眩しいくらいのお天気に。
      すべての苦しく辛いことから解放されたうみの笑顔のようでした。
      すごいね、うみ。 ホントにミラクルだよ。

      6月6日に日付が変わったAM2:00過ぎ頃。
      とても小さい音でしたがイヤな気配で飛び起きるとやっぱりうみが発作を起こしていて。
      いつもの激しいケイレン発作ではなかったけれど念の為薬を飲ませて
      バスタオルの上に座らせました。
      次の瞬間、歩き出そうとしたうみが勢いよく前のめりにコケたんです。
      すぐに起き上がって歩こうしていました。
      でも・・・ もう、うみは歩けなくなっていました。
      私は自分の目の前で起きている事が信じられず声も出せずにいました。
      我に返り泣きながらうみを抱き上げ『大丈夫、大丈夫だようみ』
      呪文のように言い続けながらずっと抱いていました。
      歩けないのに手足を一生懸命にバタバタさせ続けるうみ。
      ほんの少しだけ離れて戻るとうみがいなくなっていて。
      焦って探すとタワーの下でもがいていました。
      足に力が入らないから両手だけで前というか横というか進んで行ったようです。
      『本当の覚悟』をする時がきてしまったと感じました。
      それでも朝ごはんはいつものパウチに大好きなゆでマグロを食べてくれたんです。
      自分では座っていられないので私が後ろから抱えるようにしながら。
      うまく食べられないけれど一生懸命に食べてくれていました。
      やっぱり、大丈夫。 うみは大丈夫。 心の中で叫び続けていたように思います。
      AM9:00を過ぎた頃からうみの呼吸が荒く速くなり始めました。
      そんな状態でも歩きたいらしく手をバタバタさせていて。
      その時には足はもう動かせなくなっていました。
      『あんよは上手。うみ〜ちゃんと歩けてるよ。 すごいねぇ〜。』
      泣きながらずっとうみに声をかけ続けました。怖くて怖くてどうにかなりそうでした。
      ハァハァと大きく速く荒い呼吸。
      その呼吸が静かに遠のきそうになっても私の呼びかけに何度も我に返りビックリ
      したような顔をして私を見ていたうみ。
      自分では座ることも立つこともできないのでおムツをしたのですが・・・
      わかっていることだったけれど痩せて細くなっていて。
      それでも私はまだ信じていたんです。 うみは絶対に大丈夫。
      お昼は食べられないけれど夜は何を食べようか?
      また大好きなマグロにしようね。 もっと細かくやわらかくしてあげるからね。
      でも・・・ あまりの急変に現実を受け入れられないだけだったのかも。
      AM11:00を過ぎると口を大きく開けて今まで以上に荒く苦しそうな呼吸に。
      ずっと荒い口呼吸なのでガーゼでほんの少し水をあげてみましたが
      ちゃんと飲み込むことはできなくなっていました。
      13:00頃になると最悪な状態に。 どんどん苦しそうになっていく。
      時々息を吸う時に大きく体を反らせるのが怖くて。
      13:30を過ぎると最悪の最悪のような状態に。
      私の心は大きく両極に振れていました。
      うみの病気の発症がわかった日から・・・
      半年後のケイレン発作を起こすようになった時から・・・
      『覚悟』はしていたつもりです。
      それなのに・・・うみが苦しい中必死で頑張っている姿を見ていながら
      怖くて怖くてある言葉をかけられずにいました。
      でも・・・ でも・・・ 愛しい愛しいうみの為。
      『もういい、もういいよ、うみ。 もう頑張らなくていいよ』
      私が泣きながら言うとグイッ!と上半身を起こして私を見上げたうみ。
      そのうみの顔が忘れられません。
      少しするとハァハァと大きく速く苦しそうな呼吸が怖いくらい静かになり始めて。
      バスタオルにくるんで抱いているせいか体は熱いままだけれど
      握っている手は今までとは違い熱さが引いているような気がしました。
      呼吸がスゥーッと静かになり、トクントクンと打っていた胸が動かなくっていく。
      心音が感じられなくなった時、怖くて『うみ!!!』って叫びました。
      うみは口を開けて大きく息を吸い込んだように私には見えました。
      ほんの少し間をあけて3回も。
      私が泣きながら名前を呼ぶから一生懸命に応えてくれたんだよね。
      13:47 最後はかわいいまん丸な瞳で私をみつめながら
      うみは旅立っていきました。

      最後の最後まで闘い続け、闘いぬいたうみ。
      最後の最後まで『ミラクルガール』だったうみ。
      最後の最後の瞬間までしっかりと『生きた』うみ。






      今日はうみの3歳の誕生日&家族記念日です。

      うみ・・・ お母さんと出逢ってくれてありがとう。
      うみ・・・ お母さんの子になってくれてありがとう。
      病気の発症から2年、発作が起きるようになって1年半。
      本当に本当によく頑張ったね。
      お母さんの腕の中での旅立ちを選んでくれてどうもありがとう。

      うみ・・・ 大好きだよ。 愛してる。
      お母さんはうみと一緒にいられてとーーーっても幸せでした。
      お母さんね、どうしようもなく寂しいの。 たまらなく寂しいよ。
      でも、うみとのたくさんの想い出と一緒だから・・・
      お母さんはこれからも幸せです。
      ゆーーーーーっくり休んだら帰っておいで。



      皆様&みんにゃ

      写真を載せるのもどうなのか?と正直考えましたが・・・
      今まで皆様とみんにゃから頂いたたくさんの応援や思いに
      うみもお礼を言いたいだろうと思いアップしました。



      今、病気と闘っている子、見守られているご家族の方々に
      うみと私たちの思いとパワーが届きますように・・・


      皆様とみんにゃが元気で笑顔いっぱいでありますように・・・


      本当に今までどうもありがとうございました。



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